山陰のカフェなどに置いてあるフリーペーパー『カミナリ』。たまたま1ヶ月程前に今井書店で12月号を手にしたのですが、山陰の隠れた名産品を紹介する「地元愛 2015 ベストセレクション」という特集記事が組まれていました。
どれもこれも思わずお取り寄せしたくなるものばかりです。
と書かれていますが、このフリーペーパーは山陰地方でしか頒布されていなくて、とてももったいないと思いましたので、以下にこの特集記事に掲載されている島根県の名産品10品を紹介します。
※出典『カミナリ032 カミナリ12月号』（株式会社カミナリ 編集部）
すずきのスパイシースモーク（大竹屋）
スズキは宍道湖七珍のひとつ。大竹屋さんのサイトから「すずきのスパイシースモーク」の紹介を引用します。
大竹屋は宍道湖の漁師が営む魚屋です。
もちろん、宍道湖で獲れたスズキを３枚におろすところから製品作りは始まります。
そのスズキを一つひとつ丁寧にスモーク。
上品な白身魚であるスズキと相性の良いホワイトペッパーを組み合わせ、
より新鮮な香りを届けるため、その都度挽いて使用しています。
ヤマザクラの木で燻した本物の燻製の味をお楽しみください。
お酒に合いそうですね。
海士乃塩（島風生活。）
隠岐にある海士町で作られる天然塩。島風生活。さんのサイトにて、次のように紹介されています。
日本名水百選の天川の水が流れ込む保々見湾の海水
を枝条架式濃縮棟で濃縮し、島内の薪だけを使って
平釜で丹念に攪拌を繰り返して煮詰められます。自然脱水で一度脱水した後、天日干しにされ、手作
業で微細な異物を取り除いて仕上げられています。手仕事の製塩にこだわり、遠心分離機による脱水は
行っていません。
多くの料理人やパティシエも愛用しているそうです。
黒柿八角箸（おかや木芸）
黒柿とは聞き慣れないもの。おかや木芸さんのサイトで黒柿について説明されています。
樹齢数百年を越える柿の古木のうち、ごく稀に黒色の紋様があらわれることがあります。
この紋様があらわれた柿を「黒柿」と呼びます。
その黒柿を使って作られた八角箸です。縁起が良いと言われる八角箸は贈答にピッタリですね。
鯖のしおから（有限会社マルコウ）
鯖は、世帯あたりの消費量一位になったことがある程、島根県ではよく食される魚のひとつです。また、鯖の塩辛は島根県内の海沿いの町では昔から食されてきた伝統食品です。
漫画『美味しんぼ』でも紹介されています。
【漫画・美味しんぼで紹介されました】日本海の珍味！さばの塩辛：海産物のマルコウ – お取り寄せ、贈答 47CLUB（よんななクラブ）
黒胡椒ゴーダチーズ（木次乳業有限会社）
木次乳業有限会社は首都圏のスーパーでも扱われている「パスチャライズ牛乳」で知られる会社です。自然の中で育った牛から搾った生乳に、粗挽き黒胡椒を加えて熟成させたチーズです。
奥出雲ワインのおつまみに合いそうですね。
雲南山椒 ジャコのり 頼むからごはんください（いずも八山椒株式会社（若槻建設））
風変わりなネーミングの商品ですが、テリー伊藤さんがネーミングされたようです。
ひおうぎ貝ドリア（島風生活。）
ヒオウギ貝は、ホタテ貝より一回り小さな二枚貝で、カラフルなのが特徴です。ひおうぎ貝ドリアについては、島風生活。さんのサイトでは、次のように紹介されています。
小腹がすいたときに、ひとつふたつとつまみたく
なるミニドリア。電子レンジで温めるだけの簡単調理です。
雪梅（葉泉スピラエ研究所/有限会社宝箱）
雪梅は、雪柳エキスを使ったノンアルコール梅酒だそうです。この商品を取り扱っている「楽天市場 しまねのぢげもん」さんのサイトにて雪柳エキスについて説明されています。
雪柳緑葉成分を水で抽出、水溶性の偶然に出来た自然醗酵透明エキスです。
光合成で生まれた緑葉成分には天然栄養素の他、ポリフェノール成分があります。
化学製品も一切使っていないそうで、カラダに良さそうですね。
來間屋生姜糖（來間屋生姜糖本舗）
島根県出雲市斐川町の名産である出西生姜を原料とした生姜糖です。中でも、秋に採れる「古根」と呼ばれる生姜のみを使用して作られているそうです。來間屋生姜糖本舗は、300余年前に創業した生姜糖の元祖です。
白めしがすすむ 食べる醤油（有限会社紅梅しょうゆ）
有限会社紅梅しょうゆは創業180年を数える老舗。そんな老舗醸造所が作った食べる醤油は、ごはんのお供にも、焼肉やふろふき大根へのトッピングにも合うそうです。
地元に住んでいるものの、知らない商品が過半を占めたので、お土産屋さんか通販で購入してみようと思います。是非、皆さんもお取り寄せしてみてください。
