将棋名人戦第3局第2日に見る”松江の名産”

第73期将棋名人戦七番勝負第3局が、5月7日-8日に島根県松江市の松江歴史館で開催され、羽生善治名人が116手で行方尚史八段に勝利。羽生善治名人が対戦成績を2勝1敗としました。

2日目の様子を1日目に引き続き朝日新聞デジタルが詳しく報じています。

将棋名人戦 第3局2日目ダイジェスト

昨日のエントリーに続いて、将棋名人戦第3局第2日に登場する松江の名産に着目したいと思います。

写真は松江歴史館内の「喫茶きはる」で見ることのできる「現代の名工」伊丹二夫氏作の和菓子です。

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登場した松江の名産

昼食

羽生名人は浪花寿司の「にぎり寿司」。「浪花寿司」は松江市東茶町にある明治20年創業の老舗寿司店です。羽生名人が召し上がったのはにぎり寿司だったようですが、浪花寿司は「むし寿司」が名物として人気です。

一方、行方八段が召し上がったのは皆美館の「鯛めし」。「皆美館」は明治21年創業の旅館。芥川龍之介、島崎藤村、川端康成などの文人も多く訪れた宿として知られています。「鯛めし」は松江藩第7代藩主松平治郷が好んで食べたと言われる料理です。


「皆美館」を経営する皆美グループは、東京にも銀座と日本橋に店舗を構えているため、東京でもこの「鯛めし」を食すことができます。また、ネット通販でも冷凍を購入でき、ご自宅でも鯛めしを味わうことができます。

by カエレバ

おやつ

2日目のおやつ。羽生名人はフルーツ盛り合わせとホットコーヒーを召し上がったそうです。昨日は行方八段が召し上がったフルーツ盛り合わせ。今日も干し柿が盛り付けられていたそうです。

一方、行方八段挑戦者は生和菓子3種と抹茶を頼まれたそうですが、記事からは実際に召し上がってはいないような様子がうかがえます。

夕方の休憩(軽食)

夕方の休憩では、両対局者の控室に2種類の軽食が準備されていたそうです。

ひとつは「キッチンおかだ」のサンドイッチ。「キッチンおかだ」は松江市末次町と松江市西川津町の2ヶ所に店舗を構える人気のパン屋で、私もここのパンが大好きです。

もうひとつの軽食は弁当店「一文字家」のおにぎりだったそうです。「一文字家」は明治34年創業の老舗弁当屋です。

2日目も松江の名物料理が多く登場したようです。これらの名産を記事内で紹介してくださった朝日新聞さん、ありがとうございました。(記事内ではこれらを写真で見ることができます)

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